論文作成お役立ち Cureus(キュリアス):医学論文投稿の新しい選択 Cureus(キュリアス)というジャーナルをご存知でしょうか? 先日、某コロナ薬の入院患者に対する有効性が報告されましたと某製薬メーカーから紹介されたのがCureusに掲載された論文でした。いやいやCureusに掲載された論文を紹介するの?... 2024.11.03 論文作成お役立ち
感染症 2024年マイコプラズマ肺炎の最新の動向と臨床的な対応 はじめに - 現在の流行状況 2024年、日本でマイコプラズマ肺炎は現行の調査手法となった1999年以降で最多の報告数を記録しています。COVID-19パンデミック後の初めての大規模流行として、医療現場での適切な対応が求められています 疫学... 2024.10.28 感染症
感染症 知っておくべき水曝露後の皮膚軟部組織感染症 皮膚軟部組織感染症は、原因は多岐に渡りますが、水曝露後に発生することがあり、適切な評価と管理が重要です。この記事では、曝露後の軟部組織感染症の主要な側面について概説します。 水といってもさまざまなものがあります。 淡水(池や湖) 流れる淡水... 2024.10.27 感染症
感染症 点鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®)の導入と使用に関する注意点 これまでインフルエンザワクチンは注射タイプの不活化ワクチンだけでしたが、2024年シーズンより点鼻タイプのインフルエンザワクチン(LAIV: Live Attenuated Influenza Vaccine)の使用が可能になりました。注射... 2024.10.03 感染症
ジャーナルクラブ 抗菌薬の皮下投与の最新エビデンス 今回は、抗菌薬の皮下投与に関するレビューをまとめてみたいと思います。 参考文献は、2022年Journal of Antimicrobial Chemotherapyに掲載された「Subcutaneously administered an... 2024.09.23 ジャーナルクラブ抗菌薬
ジャーナルクラブ 微生物検査の10個のクリニカルパール 今日は、最近発表された「Ten Clinical Pearls in Microbiology: How Effective Collaboration Optimizes Patient Care (Am J Med 2024)」という論... 2024.09.22 ジャーナルクラブ微生物
ジャーナルクラブ 妊娠中のエムポックス感染:最新の知見と課題 先日WHOがエムポックスについて、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)宣言をしたことをお伝えしました()。 エムポックスの世界的な感染拡大が続く中、妊婦や授乳中の女性における感染リスクが新たな懸念事項として浮上しています。2... 2024.08.29 ジャーナルクラブ感染症
ジャーナルクラブ ドキシサイクリンによる性感染症予防(Doxy PEP):最新エビデンス-メタ解析2024 近年、性感染症(STI)の予防法として、ドキシサイクリンの曝露後予防(PEP)が注目を集めています(ただし日本では2024年8月現在保険適応ではないことに注意)。特にMSM(男性間性交渉者)やトランスジェンダー女性において、その有効性が複数... 2024.08.18 ジャーナルクラブ抗菌薬
微生物 WHOがエムポックス(サル痘)について国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を再宣言(2024/8/14) ポイント WHO事務局長のテドロス博士が、コンゴ民主共和国(DRC)とアフリカの複数国でのエムポックスの急増を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と宣言しました。 新しいクレード(系統)のエムポックスが出現し、DRC東部... 2024.08.16 微生物感染症
微生物 オロプーシェ熱(Oropouche fever):新興感染症の脅威と最新知見 はじめに 近年、南米を中心に新たな感染症の脅威が浮上しています。2015-16年のジカウイルス流行、そして繰り返すチクングニア熱やデング熱の流行に続き、現在注目されているのが「Oropouche fever オロプーシェ熱」です。本稿では、... 2024.08.12 微生物