たまには感染症から少し離れて軽い話題を。
皆さんは普段はどんな本を読んでいますか?
小説や新書なども良いですが、Dr.MONは最近、実用書をよく読んでいます。
なんだか仕事の量やバリエーションが増え、自分のことばかりに時間を使えなくなったり、年齢を重ねるごとにじわじわくる体調の変化など、なんとか主体的にコントロールできないかなと感じていて、気軽に読めるのと手軽に試せるということから実用書を読むようになりました。実用書はいわゆるとんでも本も多いので、職業柄(?)なるべく裏付けがあるものを読むことにしています。あとは実行できるような具体的な方法が書いてあるかを気にして選んでいます。
今回は、ここ1−2年読んだ実用書の中から過去のデータに基づき、具体的な方法が書いてある3つの書籍をご紹介したいと思います。
最高の体調 鈴木祐 クロスメディアパブリッシング社
https://amzn.to/45e6YrD
1つ目は体調管理に関する本です。
これは、自分が健康本(食事、睡眠、運動など・・・)を読むきっかけになった本ですが、ちょうど仕事のストレスなどでなんとなく疲れが取れないと思っていた時にふと目に入って購入しました。タイトルはなんとなく怪しげですが、文献が多数引用されていて、読んでいて腑に落ちる内容ばかりです。あとで知りましたが、Youtube含めいろんなところで紹介されている本でした。
著者の言葉でいう現代の人たちが陥っている文明病、それを改善するための腸内環境や睡眠の改善、自然との触れ合いなどなど、体調が改善する具体的なことがたくさん書いてあります。全部試したわけではないですが、私自身もいくつか試しはじめてからメンタルも安定し、体調も良くなった気がします(体調というものを客観的に測ることができないのでそう感じているという表現になってしまいますが)。なんとなく疲れている、集中力やモチベーションが上がらないと思っている方にはおすすめです。
脳が強くなる食事~GENIUS FOODS~ マックス・ルヴェア, ポールグレワル かんき出版 https://amzn.to/3VeK5R8
2つ目は、食べ物と脳の関係について徹底的に書かれた本です。
樺沢紫苑氏の「読書能(https://amzn.to/3VeAdXJ)」という本で紹介されていたのがきっかけで読んだ本です。この本は一般書ではありますが、Clostridioides difficile感染症(CDI)や糞便移植療法の話まで載っていて医学的な内容にも結構踏み込んでいます。食事について考えるとともに改めて自分の体は食べたものでできているというのを再認識します。ただ、この本を読んだからといってお酒やジャンクフードはなかなかやめられないのですが・・・。
この本では認知機能を高めたり衰えを防いだりするための食材をジーニアスフードとして10個紹介しています。ちなみに、その10個の食材は、エクストラバージンオリーブオイル、アボガド、ブルーベリー、ダークチョコレート(カカオ80%以上)、卵、グラスフェッドビーフ、緑の葉物野菜、ブロッコリー、天然の鮭、アーモンドでした。
YOUR TIME ユア・タイム 鈴木佑, 河出書房新社 https://amzn.to/3WVEzUO
3つ目は、これまた鈴木祐氏の本ですが、時間管理の本です。
次々といろんな仕事が次々に出てくる一方で、自分がやりたいことの時間の確保も大事、でも時間がないというのは皆さん同じように感じられていると思います。
時間術について多くの書籍が出ていますが、皆がなんとなく感じている違和感について、著者は時間管理術について誰もが間違っている3つの真実があると述べています。具体的には、
❶時間術を駆使しても仕事のパフォーマンスはさほど上がらない
❷時間の効率を気にするほど作業の効率は下がってしまう
❸「時間をマネジメントする」という発想の根本に無理がある
あー、確かにと共感し読み始めました。
この本は過去のデータに基づき、タイプ別(性格別?)に分けて効果的な時間管理方法についての具体的な方法が述べられています。自分自身は、「予期が濃い・少ない」「想起が正しい・否定的」パターンでしたので、まずはプレコミットメント(事前に遊びにスケジュールを決めておく)を中心に試してます。当たり前ですが、いろんな時間術がありますが自分に合う合わないがあるので、それを見つける指針になりそうです。
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